GPD WINにBuild1607をクリーンインストールしてみる
と、wktkしながら1週間、と余計な前置きは要らないです。金曜の昼前に届いて午後の仕事は以下略です。
NetwalkerよりコンパクトなサイズでフルWindowsですよ。
ずっしり感はありますけど、ガッツリ掴めるサイズに十分な解像度のLCD、そしてゲームコントローラとUSキーボード搭載です。Windows版OpenPandora的な。
とりあえずSanDiskの200GBmicroSDからGCのトワプリだけ起動してみてオープニングが普通に動くことを確認。
電池の持ちを見ながらWindowsUpdateを試みてたら、不覚にも寝落ち。。。orz
土曜は土曜で子供の授業参観だったのでとりあえず持ち出して弄り倒してみました。
結果、「やっぱDSLLと間違えられる。」、以上。
一通り動作確認して、イヤホンジャックがキツキツなの以外は特に不具合なさそうなので、出荷状態のBuild1501からAnniversary UpdateのBuild1607にクリーンインストールしてみました。
開封直後の確認ポイントはキーボード正しく配置されてるかとか、ボタンのABXYが入れ替わってないかと言う基本的なことからやっておくことをお勧め。
あ、当初(中国国内向けのファーストバッチ?)冷却ファンのスイッチが激硬とかファンがうるさいとかいう話もありましたけど、図書館とか静かな場所で風力強だと煩い位で弱なら全然問題ないレベルですし、スイッチも軽く変更できました。
さておき、クリーンインストールの手順としては以下の感じ
- DoubleDriverでドライバのフルバックアップ
- ツールを使ってUSBメモリにインストーラを作成
- USBからブート
- パーティション全削除
- Windows10インストール
- DoubleDriverでバックアップしたドライバをリストア
- 再起動
- WiFiの接続不具合解消のためのパッチをあてる
- 再起動
- 完成!(WindowsUpdateも追々やっとく)
と、こんな感じですかね。
以下、細かいところをちまちまと。
- DoubleDriverでドライバのフルバックアップ
とりあえずMicrosoftのも含めてAllで圧縮バックアップします。zipファイルで220MB程。
リストアをコマンドラインでやる場合は圧縮しないでフォルダにコピーするだけにしないと駄目みたい。
GPD公式(?)のアーカイブもありますけど、テキストが全く読めなかったので今回は避けました。
あとWiFiの5GHz帯への接続不具合解消パッチも入手しておきます。
DoubleDriverの実行ファイル群も展開した状態でUSBメモリにコピーしておく事を推奨します。 - ツールを使ってUSBメモリにWindowsインストーラを作成
3.75GBとか使ってたんで、4GBのUSBメモリだと上で抽出したドライバとか入らないカモ。 - USBからブート
更新とセキュリティ → 回復 → 今すぐ再起動する → デバイスの仕様 → 「ESD-USB」を選択。
この後再起動するので、充電ケーブルを外さないと起動できません。
電池マークが出ちゃった場合、外してから電源ボタンで起動できますが。 - Windows10インストール
キーボードの種類の選択で「英語キーボード(101/102キー)」を選ぶのが重要です。
また、動画では「プロダクトキーはありません」を選択することで一度アクティベートしたハードウェアでは再アクティベートが必要ないとの事でしたが、結局インストール完了した後にプロダクトキーを入力したのでここで入力しても問題無いと思います。
で、「Windows 10 Home」インストールを選択。動画ではインストールの種類で「カスタム」を選んで全部OFFにしてました。この辺は好み。
パーティションは好みですが、自分は全部削除しました。
Windowsのインストールは20分くらいで再起動するので再度充電ケーブルに注意。
GPDロゴが数分続きます。 - DoubleDriverでバックアップしたドライバをリストア
この後の「すぐに使い始めることができます」からドライバインストールまでが鬼門。
無線とかタッチパネル、microSD、ゲーム関連デバイスが動きません。つまりマウスも利かない状態。
自分の環境だけか勘違いかもしれないですが、デスクトップが表示されるまではキーボードもうまく反応してくれなくなって一度USBマウスに差し替えて操作しました。
その後は再びUSBメモリ刺してDoubleDriverの云々だけでもキーボードショートカットを駆使して本体にコピーする必要があります。
Win + Eでエクスプローラ起動、TABを駆使してDoubleDriverのフォルダをコピー。Win + Dでデスクトップ表示してそこにペースト出来ればあとはUSBメモリ引っこ抜いてUSBマウス刺してDoubleDriver実行からRestoreする、みたいな感じでしょうか。
ドライバ群が展開してある状態なら Win + Rからcmd.exe実行してDoubleDriverのコマンドライン版(ddc.exe)使ってリストア出来るらしいですが。。。 - WiFiの接続不具合解消のためのパッチをあてる
管理者権限で実行するだけです。
うちの環境は2.4GHz帯なんでとりあえずパッチあてただけ。 - WindowsUpdate
Updateに曰く付きのKB3197356が含まれてるので、最初にKB3197356対策パッチをあてててからやった方がいいかもです。
自分はこのせいで途中でパッチあてて結局3時間以上かかりました。。。orz
Build1607にする事自体に目的が無いとやらなくてもいいかなぁ、みたいな感じですが自分はとにかくBash使いたかったんで!
内蔵ストレージの空き領域がWindowsUpdate前で右画像のように43GBまで空きました。これにWindowsUpdateするとさらに5GB程消費しますが、クリーンインストール前ってどん位だったっけ?w
紆余曲折自体を楽しめないとクラウドファンディングやこの手の端末は使えないですが、今回はGPDが割としっかりした会社っぽいので発送開始もほぼ予定通り、製品もさんざん当初からグレードアップした割にはきっちり仕上げてきました。
まだファンがLCDの電源と連動してて画面閉じたらファン停止しちゃうとかショルダボタンがグラグラしてて心配とか色々細かい所で目に付くことはありますが、中華系でここまでしっかり作ってくるのは凄いと素直に思いますね。
まだファンがLCDの電源と連動してて画面閉じたらファン停止しちゃうとかショルダボタンがグラグラしてて心配とか色々細かい所で目に付くことはありますが、中華系でここまでしっかり作ってくるのは凄いと素直に思いますね。
既にAmazonで!?とか思ったら6万以上するし、在庫切れですって。
Pyraも製品版開発者に先行配布したのかな?12月には生産出来るとか言う話。こっちは堅実に作ってるんでのんびり待ちます。
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