Netwalker 初期設定其の二
初期設定周り其の二。
環境関係…かな?
■SDカードをext3とFAT32にする
FLASHはどうしても寿命があるんで大事に使いたいです。
まぁ、Zaurusでもまだ平気なのでよほどの事が無い限り気にする事では無いのでしょうが、最近他の方のZaurusの内蔵FLASHでエラー出てきたって話も聞いたりするんでやっぱり寿命はあるのだな…と。
さらに内蔵だけじゃ狭いってのもあるんで拡張として使うのも含めて32GBのSDをごにょごにょすることに。
非常時にWindowsマシンでも読めるように第一パーティションはFAT32に。普段はデータ用に使うとして20G確保。
残りをext3でLinux用に確保します。
$ sudo gparted /dev/mmcblk0 /dev/mmcblk0p1 FAT32 20G /dev/mmcblk0p2 ext3 残り
最終的に図のようにします。要はホーム以下に全部マウントされる感じ。
あとスワップも。
FAT32パーティション以下にはホームディレクトリに日本語で並んでたディレクトリを作成。
$ cd /dev/mmcblk0p1 $ mkdir -p Desktop Templates Public Documents Music Pictures Videos
マウントポイントも作成
$ sudo mkdir /media/.disk
ホームディレクトリを丸ごとext3パーティションにコピー
$ cp -a /home/erio /dev/mmcblk0p2/
UUIDを調べて/etc/fstabに追記
ついでにnoatimeオプションも付加。
$ sudo blkid /dev/mmcblk0p1 $ sudo blkid /dev/mmcblk0p2
vfat のマウントオプション(shortname=mixed)
...,shortname=mixed,utf8
$ sudo vi /etc/fstab ubi0_0 / ubifs defaults,noatime 0 0 ubi0_0 / ubifs defaults,noatime 0 0
■swap
続いて、ext3のパーティションにswapファイルを作成します。
FAT32上のswapファイルはswaponで上手くマウント出来ないようですね。残念。
別パーティションの方が仕組み的にはパフォーマンスよさゲですが、
経験則であまり違いが感じられないのと取り回しの良さでswapファイルを使います。
$ cd /dev/mmcblk0p2 $ sudo dd if=/dev/zero of=.swapfile bs=512 count=1048576 $ mkswap .swapfile
ext3のパーティションがマウントされてからswaponにするので、fstabには書けません。
ですんで、/etc/rc.localにswaponコマンドを追記してそこで有効にします。
$ sudo vi /etc/rc.local SWAPFILE=/home/.swapfile if [ -e ${SWAPFILE} ]; then swapon ${SWAPFILE} fi
おまじない程度にswapパラメータ変更。
後でcompcache入れるんで設定する必要ないかも。
$ sudo vi /etc/sysctl.conf vm.swappiness = 50 vm.dirty_writeback_centisecs = 1000 vm.dirty_background_ratio = 20 vm.dirty_ratio = 50
■/tmp
ついでに/tmpをメモリ上に。
$ sudo vi /etc/fstab tmpfs /tmp tmpfs defaults,noatime,size=1024m 0 0
んで、再起動。
swapが有効になってSDがそれぞれ設定した場所にマウントされるはずです。
/ home/ erio/ .swap media/ .disk/ Desktop/ Templates/ Public/ Documents/ Music/ Pictures/ Videos/
因みにSDを取り外す時はswapoffとumount x2が必要です。
滅多に無いですが面倒ならスクリプトとして用意しておくと良いかも。
$ sudo swapoff $ sudo umount /dev/mmcblk0p1 $ sudo umount /dev/mmcblk0p2
SDを抜いた場合ホームに記録されてる設定類がほぼ初期状態に戻ります。
■その他色々
・コマンド打ち間違え時のエラー表示を速くする
$ cd /usr/lib $ sudo mv command-not-found command-not-found.bak
・タッチパネル最適化
$ sudo vi /etc/hal/fdi/policy/preferences.fdi
最後の行にある</deviceinfo>の直前に追加する。
<device> <match key="input.x11_driver" string="evtouch"> <merge key="input.x11_options.movelimit" type="string">1</merge> <merge key="input.x11_options.longtouchtimer" type="string">1</merge> </match> </device>
・メニュー表示高速化
$ vi ~/.gtkrc-2.0 gtk-menu-popup-delay = 0
・仮想コンソール停止
$ sudo vi /etc/default/console-setup #ACTIVE_CONSOLES="/dev/tty[1-6]" ACTIVE_CONSOLES="/dev/tty[1-2]"
$ sudo vi /etc/event.d/tty3 $ sudo vi /etc/event.d/tty4 $ sudo vi /etc/event.d/tty5 $ sudo vi /etc/event.d/tty6 #start on runlevel 2 #start on runlevel 3
んで、再起動…と。
こんな感じでDesktopLinux同様モリモリ弄っていけるので、かなり楽しげな端末であることは確かなのですが…
やはりサイズとキーボードがかなりの障壁です。
入力の気力をこれだけ削いでくれるキーボードってのもある意味凄いかとw
見た目がヨサゲだってのも罠ですね。
まぁ、自分はそれを承知で購入したのですが、文句は何度言っても尽きないほどなんで…
今のところは楽しんで使ってますw
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