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2009年11月17日 (火)

Creativeの新型Zii(ZMS-08)

ZiiLabsはデュアルARM9だったZiiのコアCPUをCortex-A8(1GHz)にしたZMS-08を発表しました。
旧ザクから一気にイフリートへ昇格です(違

あと1GPixels/secなOpenGL ES 2.0にも対応した!とか。ZMS-05では対応してなかったんでしたっけ?
1080pのH.264動画再生や720pのビデオ会議(ビデオチャットの事?)も可能。まぁ、720pエンコード&デコード同時に出来るヨって事でしょう。

ブロック図見比べるビデオI/Oが1つ増えて4系統になったり、USB2.0 OTGが2本になってたり位な感じで周りの拡張は比較的おとなし目。
あ、メモリアクセスが166/266Mhzから333Mhzに上がったのは微妙に嬉しいかも。因みにi.MX515は200Mhz。
HDMI出力、Creative得意のX-Fi Audio等はZMS-05同様搭載してます。

でも最大の変更点はコアがCortex-A8になった事ですか。Flash10も直に対応するでしょうし、1GHzというCPUパワーはアクセラレーション無しでも十分安心できるパフォーマンスを提供してくれそうです。

更に64ユニットのプログラマブルなステムセルは、ZMS-05の24ユニットから倍以上の大幅アップです。
ZMS-05では8エレメント3クラスタが、ZMS-08では8エレメント8クラスタになって…ってな感じで。
クラスタってことはアレですか、並列処理可能なんですかね。よく分かりませんが。
実際開発してる人はどんな印象を持ってるのでしょうね。その辺も知りたいです。

CreativeはZMS-05を載せた電子書籍端末も視野に入れているようですし、Zii搭載のAndroid携帯も12月の1日、2日に中国で行われるZii Summit 2009で大々的にZMS-05とZMS-08と共に発表されるのではとの噂。

Zii EGGでUSBホストが使えないとかARM9がコアCPUだとかでちょっと興味薄れてましたが、俄然面白くなって来たようで期待しまくりです。
でも、よく考えたらZMS-05ってTIのOMAP3[45]xxみたいな立ち位置だったんですかね。オープンにしてユーザーにバグ出ししてもらうと…。
そう考えると、これのZii EGGは出ないかなぁ…。

ちなみにチップ自体はサンプル出荷済み。量産開始は来年Q1との事。

DualCoreなSnapdragon(QSD8672)やOMAP4と時期的に被りそうな気配ですけど、競争激化してくれたほうが楽しそうです。

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