Zii Egg
サウンドボードで有名なクリエイティブからハイスペックなメディアプレーヤーの登場です。
月初にも情報が出ていましたが、今回正式発表ということで色々詳細もでてきてます。
注目のプロセサにはZMS-05というオリジナルのSoC。ZMS-05…旧ザクっぽい型番ですなw もしくはx68kのサウンドフォーマット…。
まぁ、それはさておき。アーキティクチャ的にはv5TEJ。TIのOMAPで言う所のOMAP1710クラスです。我等がXScale(v5TE)と同世代位。
これのデュアル&メディアアクセラ付なんでパフォーマンスはZaurusよりはあるでしょうが、
これから出てくるであろうSnapdragonのデュアル仕様やCortex-A9 MPCore系のSoCと比べるとパワー不足な感は否めないかもしれません。
それでもOpenGL ES 2.0には普通に対応していますし、720pのHD動画(8Mbps)も30fpsで再生できる能力はあるそうです。
メディアアクセラレータが強力なようですな。
スペックシートを見るとデュアルと言っても片方はOS実行、片方はアプリケーションコプロセッサとして動くようで、純粋な(?)デュアルコアとはちょっと運用方が違うような気がします。
で、このSoCを搭載したメディアプレーヤーがZii Eggと言うらしいのですが、OSはkernel2.6系のカスタムLinux。それに加えてAndroid正式対応ってのも見逃せません。
その他は3.5"マルチタッチLCD、GPSやWiFi、HDカメラ、加速度センサー等等、そこはかとなく全部入りですw
惜しむらくは画面解像度がHVGAって事でしょうか。あとキーボード無し。
逆に嬉しいのが0GBモデル(SDHCで増設前提モデル?)が、$199(日本円で19k弱)で出るって事。安っ!
あとHDMI接続で外部モニタでの動画再生も可能とか。その時本体はサブモニタ的に振舞えれれば完璧なのですが…。
マーケットプレイスも用意するそうですが、そこまではどうかと言うのが正直な感想です。
Appleに対抗するだけの弾数は多分出ないかと…
まぁ、アプリをまとめて探せる場所はあるに越したことはありません。Zaurusにもかつて宝ば(以下略
とにかく、メディアプレーヤーとしては破格のハイスペックを備えたZii Eggですが、LinuxBox系おもちゃとしても期待大ですね。
日本での販売は不明ですが、この位の値段なら稟議が通るかもしれません(泣
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